1 ：ワオキツネカフェφ ★：2007/06/09(土) 00:32:07 0
鹿児島市の民放テレビ・ラジオ局「南日本放送（ＭＢＣ）」の１００％子会社
「ＭＢＣ開発」（鹿児島市）の前経理部長（５２）が、自ら取締役を務める
ＭＢＣ開発の子会社「ＭＢＣ不動産販売」（同）名義で帳簿外の株式売買を
繰り返し、約３４億８０００万円の損失を出していたことが分かった。

両社が８日、明らかにした。ＭＢＣ開発は５月２９日付で前経理部長を懲戒解雇、
損害賠償を請求する方針で、刑事告発も検討している。

ＭＢＣ開発などによると、前経理部長は、両社の資金運用を任されていたが、
バブル崩壊でＭＢＣ不動産販売が所有する株式の含み損が拡大。責任問題
になる恐れから、１９９２年に簿外での取引を始めたが運用に失敗、
損失を膨らませた。国税局の税務調査を前に２００６年１０月、会社側に申し出た。

帳簿上は借入金がないよう装い、経理を一人で担当していたため、監査でも
発覚しなかったらしい。前部長は「大変申し訳ないことをした」と話しているという。
私的流用はなかった。

ＭＢＣ不動産販売は０６年度決算でほぼ同額の特別損失を計上。債務超過に陥るため、
ＭＢＣ開発が吸収合併することを決め、５月２９日の両社の取締役会で決議した。
ＭＢＣ開発は「余剰金があるため、吸収合併しても今回の損失は穴埋めできる」としている。

ＭＢＣ開発の山元秀彦社長は「経理・財務の権限が部長に集中し、チェックできなかった」と話した。

ソース：読売新聞　（2007年6月8日23時7分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070608i514.htm

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